縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥時代、平安時代など日本古代史の出来事と検討課題の考察を行う。考古学の成果も取り入れ、事実に基づき、合理的な歴史の再構築を図る。

儀鳳暦(ぎほうれき)は太陰太陽暦の一つである。中国で唐代に李淳風が作った麟徳暦であり、日本での呼び名は儀鳳暦であった。唐で使われていた儀鳳という元号に由来するとみられる。

概要

「唐書巻二十六 志第十六 暦ニ」や「旧唐書巻三十三 志第十三 暦二」に記載される。
中国では唐の665年(麟徳二年)から728年(開元十六年)の64年間使用された。
日本では、高宋の677年(儀鳳2年)に日本に伝わり、元嘉暦との併用期間を経て、『続日本紀』の始まる697年(文武元年)から本格的に使用開始した。次は794年(天平宝字八年)からの大衍暦である。

史料

  • (原文)十一月甲戌朔庚辰、賞賜送使金高訓等、各有差。甲申、奉勅始行元嘉曆與儀鳳曆。

参考文献

  1. 内田正男(1975)『日本暦日原典』 雄山閣
  2. 藪内清(1969)『中国の天文暦法』平凡社

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