古代史の散歩道 - 蓋
(きぬがさ)は地位の高い人に従者がさしかける傘である。
「傘蓋」(さんがい)ともいう。

概要

インドの王侯や貴族は炎暑や熱風,あるいは塵埃を避けるた、従者や下僕に傘蓋をかざさせた。絹を張った柄の長い傘である。

事例

  • 埴輪 蓋  - (傘部)奈良県三宅町石見出土 古墳時代・5〜6世紀
  • 蓋形埴輪 – 三重県総合博物館? 飯南郡朝田村出土
  • 蓋形埴輪 – 宮内庁蔵 応神天皇陵出土
  • 形象埴輪/蓋形 - 唐古・鍵遺跡