古代史の散歩道 - 玉杖
玉杖(ぎょくじょう)は古墳時代前期の儀式用の杖である。

概要

上端にT字型の杖頭をもち、下端には筒形の石突を備え、両者の間に管球状の石製品を連結し、一本の棒状の杖にしたものである。

事例

  • 玉杖 - 茶臼山古墳?出土。奈良県桜井市。
  • 玉杖形石製品? - 出土地不詳 碧玉製。国立東京博物館。
  • 玉杖形木製品? - 東園田遺跡?出土、兵庫県尼崎市。