古代史の散歩道 - 剣
剣
(けん)は両刃の刀を剣という。
概要
反りのない直刀で、両刃の刀剣を剣という。
弥生時代の銅剣は2種類があり、剣身と柄を組み合わせたもの、と剣全体を一体として鋳造したものである。
出土例
中国式銅剣
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- 吉武高木115号甕棺出土。朝鮮半島で使われていた、実際に戦闘で使いやすい銅剣である。
鉄剣
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- 坂上遺跡。弥生時代終末から古墳時代初頭ごろに築かれた
方形周溝墓
から、製の剣(全長21cm・重さ77g)が出土した。