古代史の散歩道 - 高仙寺誓憧和上塔碑
高仙寺誓憧和上塔碑
(こうせんじせいとうわじょうとうひ)は、韓国慶州市暗谷洞の高仙寺址にある石塔の碑文である。
概要
元暁
(大師)の孫仲業は779年に新羅使の一員として来日した。日本の文人淡海三船は元暁の孫に会えたことを喜び、仲業を歓待した。誓憧は元暁の幼名である。
三国史記
巻四元暁不覇の条に「師姓小名誓憧」と書かれる。
原文
(大意) 大歴の春 大師の孫の翰林、字は仲業■は遠い滄暝(万里の)■■日本に使いした。その国の上宰因(石上朝臣宅嗣(
石上宅嗣
?
)か)は語って・・・(以下欠)
(原文)大歴之春 大師之孫 翰林字仲業■使滄暝■■日本彼国上宰囙■語
アクセス
名称:高仙寺誓憧和上塔碑
所在地:
交 通:
参考文献
佐伯有清
訳(1988)『三国史記倭人伝 他六篇: 朝鮮正史日本伝 1』岩波書店