規模は全長約134m、後円部径約74m、高さ約14mである。石室内は盗掘されず埋葬当時の状態を保っていた。多量の鏡が副葬されており、
三角縁神獣鏡33面と
画文帯神獣鏡1面がみつかった。刀剣類27口以上、鉄鏃170本以上、特殊な形状の各種鉄製品、甲冑、農工具類、漆塗り製品、土器類など多数の副葬品が出土した。三角縁神獣鏡は
卑弥呼が魏の国から貰った鏡と考える説がある。
竪穴式石室?は長さ約8.3メートルで、人頭大の川原石と板石を用いた合掌式の石室である。石室石材は川原石と大阪府柏原市に産出する芝 山玄武岩 ・春 日山安山岩板石 を使用する。木棺はクワ属の巨木を使用した長さ6.2m、最大直径1mを超え る割竹形木棺でである(参考文献2)。