古代史の散歩道 - 四獣鏡
四獣鏡
(しじゅうきょう)は、内区の主文様に龍・虎を用い、他の獣形文とともに四獣を表す鏡である。
概要
文様を肉刻手法で表現するものと、半肉彫で表すものとがある。肉刻手法はほとんどが平縁で、径は15cm前後が多い。半肉彫は斜縁神獣鏡系統であり、面径は10cm前後が多い。
事例
四獣鏡
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江田船山古墳
出土 熊本県和水町
四獣鏡
– 亀尾山(古墳)出土 香川県小豆郡小豆島町
三角縁四神四獣鏡
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- 前橋天神山古墳 群馬県前橋市後閑町
三角縁五神四獣鏡
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- 伝潮崎山古墳出土 4世紀代
画文帯四仏四獣鏡
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- 重要文化財、飯田市 開善寺、竜・獅子などの神獣が時計回りに走る