古代史の散歩道 - 紫檀
紫檀(したん)はマメ科の常緑高木である。

概要

原産地は東南アジアである。。暗紫紅色を呈し、材は緻密で重厚である。非常に硬い木材で木理が交錯し、乾燥および加工性は劣るが、加工後は肌触りの良い美しい仕上がりが得られる、磨くと光沢がでる。正倉院宝物では器物の本体部に使用される。虫や菌に侵され難く、腐食しにくい為、耐朽性に優れる。