(表面) 泰■四年(■■)月十六日丙午正陽造百練釦七支刀□辟百兵宜供侯王■■■■作
(裏面) 先世以来未有此刀百済■世■奇生聖音故爲倭王旨造■■■世
(表面)泰和四年正月十一(或は六か)日の淳陽日中の時に百錬の鉄の七支(枝)刀を作る。以って百兵を辟除し、侯王の供用とするに宜しく、吉祥であり、某(或は某所)これを作る。 (裏面)先世以来未だ見なかったこのような刀を、百済王と太子とは生を御恩に依倚しているが故に、倭王の上旨によって造る。永く後の世に伝わるであろう。