千葉県内や関東地方の古墳文化を写真や解説図で示す。小川台古墳群、蕪木古墳群、山田・宝馬古墳群等、周辺の古墳から出土した埴輪群を示す。
古墳時代の生活と技術を、実験考古の成果や今でも残る古代の技術を展示する。埴輪による復元した衣装、古墳時代の復元住居。
考古学の調査・整理・報告など、研究のようすを写真や実際の機材などを使って解説する。古墳分布図。仏像など古墳時代から仏教受容への移行を示す展示。
たれ目ぎみに丸くくり抜かれた目が優しい表情のこの女子像は、山武地方の埴輪の特徴を示す。
埴輪に馬・牛・犬・鶏・猪・鹿があるが馬は特に多い。儀式用に飾り立てられた馬の埴輪から、古墳時代の馬具、辻金具や引き手、鞍の前・後輪などが示される。
よろいかぶとに身を固めた勇ましい武人の姿である。髪は頭のまん中で左右に分け、耳のわきで束ねた美豆良(みずら)の髪型である。太いズボンは褌で、動きやすいように膝の下を脚結(あゆい)で縛る。古代の男性の服装の特長を示す。