古代史の散歩道 - 大塚遺跡
大塚遺跡
(おおつかいせき)は神奈川県横浜市にある
弥生時代
の遺跡である。
概要
早淵川の左岸に面する標高50mのなだらかな台地上に位置する。同じ時期に存在した住居は20軒程度で、1軒に5人が住んでいたとすると、集落の人口は100人程度と推測される。住居跡のうち、39軒に火災の跡が確認されている。
調査
1973年から4ヵ年をかけて、港北ニュータウン埋蔵文化財調査団により調査された。長軸200m、短軸13mの瓢箪型に環濠を巡らせた中に約90軒の宮ノ台期の
竪穴式住居
?
跡と後期の朝光寺原期の
竪穴式住居
?
跡が検出された。
外周に深さ2から3m、幅4から5mの大きな濠が巡らされていた。濠の内側には土塁が築かれ、そのさらに内側に縦穴住居跡と掘立柱建物跡(高床式倉庫)10棟が検出された。
宮ノ台期の
竪穴式住居
?
は3段階に渡ると考えられている。
大型の
竪穴式住居
?
が遺跡中央部に作られている。
出土
指定
アクセス等
名称: 大塚遺跡
所在地: 横浜市都筑区大棚町
交通: 市営地下鉄線「センター北駅」より徒歩5分
アクセス等
名称: 大塚遺跡
所在地: 横浜市都筑区大棚町
交通: 市営地下鉄線「センター北駅」より徒歩5分
参考文献
港北ニュータウン埋蔵文化財調査団(1976)『大塚遺跡調査概報』