古代史の散歩道 - 銅鏡
銅鏡(どうきょう)は銅合金製の鏡である。裏に文様や吉祥句が配される。

概要

銅、錫、鉛の合金であり、鋳型に流し込んで成形した。
弥生時代から古墳時代にかけて数多く製作された。

構成

2面があり、鏡面と背面とがある。
背面の中央に紐とよぶ突起があり、穴があけられており紐を通るすとができる。
形態は円鏡のほか方鏡・八花鏡・鈴鏡など様々である。
鏡面は平らで、磨くと光を反射して姿を映す。
背面構成は中央から、紐、紐座、内区、外区、縁部である。