紀元前1000年から紀元前500年まで、バラモン教、すなわち僧侶階級が社会を支配していた。その後、紀元前500年から紀元0年まで仏教が興隆した。その後、ヒンズー教の台頭によりカースト制度はヒンドゥー教の教義として強力となり、カースト制度は社会的に広く浸透した。カースト制度はバラモン教によってつくられ、ヒンズー教に受け継がれた身分制度である。

1. バラモン　-　司祭階級
2. クシャトリヤ　-王族・武人
3. ヴァイシャ　- 庶民階級
4. シュードラ - 隷属民

1. 東美義照(1916)「印度に於ける哲學思想の由來及び其の發達: 吠陀時代より波羅門教時代まで」/智山学報巻 (1916) 3 号