古代史の散歩道 - 標識遺跡
標識遺跡
(ひょうしきいせき)は
土器編年表
において特定の時期を表わすのに適した資料がまとまって出土する遺跡である。
概要
特定地域の時代区分(石器時代、縄文時代など)を特定する基準となる土器が出土する代表的な遺跡である。
事例
土器が出現する時期の石器(本ノ木型)の標識遺跡は新潟県
本ノ木遺跡
?
である。
縄文時代
早期の明神裏III式土器の標識遺跡は蔵王町の
明神裏遺跡
?
である。
縄文時代前期の土器(大歳山式)の標識遺跡は
大歳山遺跡
?
である。
縄文時代中期後葉の土器の串田新式土器の標識遺跡は
串田新遺跡
?
である。
縄文時代晩期「千網式土器」の標識遺跡は桐生市の[[千網谷戸遺跡]である。
縄文時代晩期最終末の大阪市平野区の土器型式長原式土器の標識遺跡は
長原遺跡
?
である。
弥生時代
の農耕を証明する弥生土器の標識遺跡は
唐古・鍵遺跡
である。
器編年の標識
参考文献
肥後和男・竹石健二(1973)「日本古墳100選」秋田書店
大塚初重(1996)『古墳辞典』東京堂出版