古代史の散歩道 - 葡萄唐草文
葡萄唐草文
(ぶどうからくさもん)は葡萄の房、つる、葉などで模様を構成する
唐草文
である。
概要
中唐のアッシリアで始ったといわれ,ギリシア、ローマ、ササン朝ペルシアなどで使われた。葡萄の蔓に葉と房を配して連続させた文様である。西アジアでは葡萄を不死の生命の象徴と考えていた。中国では染織・金工・漆芸品などの模様に多用された。