古代史の散歩道 - 壺
(つぼ,pot)は口がせまく胴がふくらんでいる形状の容器である。

概要

食糧の貯蔵や水や酒などの飲料の運搬などに使われる。縄文時代前期末、前3000年ころ広口壺に近い器形の壺が現れた。弥生時代になると壺は増加し、稲の種もみの越冬保存容器に使われたと思われる。弥生時代から古墳時代中期に盛行する。
口縁部は単口縁、二重口縁、有段口縁などがある。

事例

  • – 宮崎県高千穂町岩戸阿蘇原下出土、弥生土器
  • 本郷弥生町出土壺形土器? - 本郷弥生町出土壺形土器、弥生式土器
  • 双子壺?上野原遺跡?(鹿児島県霧島市)