古代史の散歩道 - 鶯塚古墳
鶯塚古墳
(うぐいすづかこふん)は奈良県奈良市にある
前方後円墳
である。
概要
若草山三重目の頂上にある
古墳
である。軸はほぼ南北方向である、全長103m、前方部幅50m、円部直径61mの規模である。段築造の墳丘に
葺石
や
埴輪
がある。前方部西南隅から石製の斧や
内行花文鏡
や
滑石
製の斧が出土した。山頂の古墳は珍しい。後円部の頂上には
1733年
?
(
享保
?
18年)に建てられた「鶯陵」石碑がある。古墳の周辺に陪塚と考えられる円墳や方墳が3基確認された。若草山の山頂に三角点(341.8 m)
4世紀末〜5世紀初頭の築造とされる。
指定
1936年(昭和11年)9月3日 国指定史跡である。
埋葬者は不明。
『枕草子』に登場する「鶯陵」とも言われる。
規模
墳丘長:107m
高さ:9m(後円部)
後円部直径:61m
アクセス
所在地:〒630-8211
奈良県
奈良市
雑司町
交通:近畿日本鉄道奈良線
近鉄奈良駅
?
から徒歩約30分。
参考文献