縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥時代、平安時代など日本古代史の出来事と検討課題の考察を行う。考古学の成果も取り入れ、事実に基づき、合理的な歴史の再構築を図る。

唐人塚古墳(かろうとづかこふん)は岡山県にある賞田廃寺跡の西方に所在する終末期古墳である。

概要

墳形・規模は不明である。埋葬施設は南側に開口する両袖型の横穴式石室。巨石を用いた数少ない古墳である。唐人塚古墳は上道氏の古墳と考えられている。
全長約9m、玄室部長さ約5.2m・最大幅2.9m・高さ約2.3m、

遺物

玄室内に竜山石製の刳り抜き式家形石棺がある。蓋はなくなる。兵庫県産の凝灰岩・竜山石で造られている。長さ2.25m・幅1.2m。

アクセス等

  • 所在地:〒703-8206 岡山県岡山市中区賞田376
  • 交通:JR山陽本線「高島駅」より徒歩

参考文献

  1. 江上波夫(1993)『日本古代史辞典』大和書房
  2. 草原孝典(1999)「唐人塚古墳石室の測量調査」『岡山市埋蔵文化財調査の概要

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