縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥時代、平安時代など日本古代史の出来事と検討課題の考察を行う。考古学の成果も取り入れ、事実に基づき、合理的な歴史の再構築を図る。

葺石(ふきいし)は古墳の墳丘斜面などに敷きつめられている河原石や礫石である。

概要

葺石構築の構成要素として基底石、区画石列、充填石がある。

基底石

基底石は葺石の一番下に置かれる基礎となる石で比較的大きな石を使用することが多い。根石や基石とも言われる。

区画石列

古墳の斜面形状を区画する石列である。斜面を縦並びで階段状またはに施される例がある。

充填石

角礫などで隙間を埋める石。

参考文献

  1. 青木弘(2010)『土木考古学による古墳築造技術の分析試論』早稲田大学大学院文学研究科紀要. 第4分冊 56巻、pp.79〜95
  2. 小林恒孝(2009)『古墳と築造技術』天理大学考古学・民俗学研究室紀要 11巻、pp.1-17

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