縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥時代、平安時代など日本古代史の出来事と検討課題の考察を行う。考古学の成果も取り入れ、事実に基づき、合理的な歴史の再構築を図る。

花虫背八角鏡(かちゅうはいのはっかくきょう)は正倉院に保存されている銅鏡のひとつである。

概要

中央に紐をもち、内区と外区とに分ける。全56面ある鏡の中で最も小型である。花・蝶・仙人文様の鏡である。
花虫背八角鏡には第33号、第34号、第35号、第36号、第38号がある。
第34号は鶴・一角獣・獅子に騎乗する4仙人を旋回させる構図で、唐鏡の踏み返しであろう。同笵鏡が正倉院南倉35号八角鏡、南倉36号八角鏡である。この文様形式はほかに日本では例がない。

展示歴

第34号

  1. 1979年 - 第32回
  2. 2016年 - 第68回
**
  1. 2016年 - 第68回 (初)

管理

  • 名称 :花虫背八角鏡 第34号
  • 倉番 :南倉 70
  • 用途 :調度
  • 技法 :金工
  • 寸法 :径11.4cm、縁厚0.5cm、重234.7g
  • 材質: 青銅

参考文献

  1. 成瀬正和(2017)「正倉院宝物の機器分析調査」正倉院紀要pp.34-35

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