花虫背八角鏡(かちゅうはいのはっかくきょう)は正倉院に保存されている銅鏡のひとつである。
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中央に紐をもち、内区と外区とに分ける。全56面ある鏡の中で最も小型である。花・蝶・仙人文様の鏡である。
花虫背八角鏡には第33号、第34号、第35号、第36号、第38号がある。
第34号は鶴・一角獣・獅子に騎乗する4仙人を旋回させる構図で、唐鏡の踏み返しであろう。同笵鏡が正倉院南倉35号八角鏡、南倉36号八角鏡である。この文様形式はほかに日本では例がない。
花虫背八角鏡には第33号、第34号、第35号、第36号、第38号がある。
第34号は鶴・一角獣・獅子に騎乗する4仙人を旋回させる構図で、唐鏡の踏み返しであろう。同笵鏡が正倉院南倉35号八角鏡、南倉36号八角鏡である。この文様形式はほかに日本では例がない。
- 2016年 - 第68回 (初)
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