佐波理加盤(さはりのかばん,Mixed Metal Alloy Nested Bowl Set with Lid)は正倉院に収蔵-されている佐波理による蓋付きの鋺である。
佐波理は銅と錫の合金である。「加盤」は、五重、八重という風に鋺を重ねて入れ子にしたものであり、正倉院には86組、436口が伝わる。
器部の厚みは口唇部と底部中央を除くと、ほとんどが0.5mm以下である。口唇部は最大4から5mmの厚みをもつ。
器部の厚みは口唇部と底部中央を除くと、ほとんどが0.5mm以下である。口唇部は最大4から5mmの厚みをもつ。
- 2005年 - 美の国日本(九州国立博物館)
- 2018年 - 第70回
- 名称 :佐波理加盤 第34号
- 倉番 :南倉 47
- 用途 :飲食具
- 技法 :金工
- 寸法 :1:径16.1 高7.0 2:径15.4 高6.7 3:径14.4 高6.4 4:径13.5 高6.2 5:径12.8 高5.9
- 材質:青銅(銅80%・錫20%)鋳造 轆轤挽
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