縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥時代、平安時代など日本古代史の出来事と検討課題の考察を行う。考古学の成果も取り入れ、事実に基づき、合理的な歴史の再構築を図る。

羨道(せんどう)は古墳の横穴式石室や横穴墓などの玄室と古墳入口とを結ぶ通路である。

概要

羨道に副葬品の置かれている例もある。玄室は遺体を置く主体部と言われる。羨道は、玄室にくらべて通路幅はせまく、天井の高さは玄室より低いのが普通である。入口部分には羨門がある。玄室と羨道との接続部を袖部という。
羨道
石舞台古墳の羨道は、長さ約11.5メートル、幅約2.2メートル、玄室底部から羨道中央部を南に通る排水溝が作られている。


事例

  • 五条野丸山古墳 - 羨道は20.1mと長い。 見瀬丸山古墳ともいう。
  • 定西塚古墳?– 玄室長約4.8m、羨道長は約5.9m、羨道幅は袖で約1.7m、開口部で約1.5mである。羨道部分の側壁は大形の石を2段積んだ後、平らで小形の石を天井石との間に積んでいる。

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