天神山古墳(てんじんやまこふん, Tenjinyama Tomb)は[[群馬県]太田市にある東日本で最大規模の前方後円墳である。「男体山古墳」「太田天神山古墳」とも言われる。
古墳本体の発掘調査は行われていない。江戸時代に、棺として使われた大型の長持形石棺が発見された。長持形石棺は4世紀代の畿内大和政権における大王の古墳、あるいは地方の巨大前方後円墳に採用されている石棺で、このことからも畿内大和政権とのつながりがあり、強大な権力をもった毛野地方における首長の墓と推定されている。
1957年(昭和32年)8月、墳丘の測量調査、1965年(昭和40年)、太田市教育委員会による内堀の発掘調査、1993年(平成5年)、後円部西側中堤部における民家造成に伴う発掘調査が行われる。中堤上で円筒埴輪列を発見した。
1957年(昭和32年)8月、墳丘の測量調査、1965年(昭和40年)、太田市教育委員会による内堀の発掘調査、1993年(平成5年)、後円部西側中堤部における民家造成に伴う発掘調査が行われる。中堤上で円筒埴輪列を発見した。
- 名称:天神山古墳
- 形式:前方後円墳
- 被葬者: 毛野地方における首長
- 築造時期:埴輪の特長などから5世紀前半と推定されている。
- 全長: 墳丘全長210m、外濠をふくめた全長353m
- 前方部前端幅:126m
- 幅:288m
- 高さ: 16.5m
- 入場料:立ち入り自由
- 所在地: 太田市内ヶ島町1606-1
- 交通: 東武伊勢崎線「太田駅」から徒歩22分
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