高さ1mほどの円筒型土器である。特殊壺型土器と対になっている。
弥生時代後期に吉備地方で墳墓の葬送のマツリに使用された土器である。
装飾や丹塗りが施された、高さ1m前後の大形の筒型土器である。墳墓に立て並べるのが一般的である。
脚部、文様帯 4 段間帯 5 段からなる筒部、頸部、受部からなる。
円筒埴輪の起源と考えられている。
弥生時代V期後半(3世紀前半)から大型化する。
特殊器台から発展した
埴輪が、奈良県を含む近畿中心部の
古墳で用いられた。
特殊器台の胎土は、角閃石という鉱物を含む特別な粘土を使用していた。
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