特殊壺(とくしゅつぼ)は弥生時代後期に吉備地方南部で作られた壺である。吉備壺ともいう、
概要
参考文献
概要 
壺の本体は内底部は浅い皿状であり、壺の中央部にかけて緩やかに広がり最大径となる。
中央部から上部にかけて緩やかに狭まり、頚部から傾斜が急になり、口縁部はわずかに外反しながら直立し、輪状に広がる。首が長く、口縁は二重である。張り出部分に、樽や桶のタガのような突帯が、二〜三条つく。。底は平底であり、焼き上げた後の穿孔がある。
吉備器台と一対一で出土していることから、特殊器台の上に特殊壺が乗せられて使用したと考えられる。
吉備地方以外では広島県矢谷古墳、などで出土するが、首長墓（墳丘墓）のみで出土する。
壺形埴輪の元型という説がある。
中央部から上部にかけて緩やかに狭まり、頚部から傾斜が急になり、口縁部はわずかに外反しながら直立し、輪状に広がる。首が長く、口縁は二重である。張り出部分に、樽や桶のタガのような突帯が、二〜三条つく。。底は平底であり、焼き上げた後の穿孔がある。
吉備器台と一対一で出土していることから、特殊器台の上に特殊壺が乗せられて使用したと考えられる。
吉備地方以外では広島県矢谷古墳、などで出土するが、首長墓（墳丘墓）のみで出土する。
壺形埴輪の元型という説がある。
参考文献
- 大塚初重(1996)『古墳事典』東京堂出版
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