縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥時代、平安時代など日本古代史の出来事と検討課題の考察を行う。考古学の成果も取り入れ、事実に基づき、合理的な歴史の再構築を図る。

木下正史(きのしたまさし、1970年- )は日本の考古学者、歴史学者である。
文学修士(東京教育大学大学院文学研究科)。

概要

奈良国立文化財研究所で平城宮・京の発掘調査に従事する。斉明天皇陵であることがほぼ確定した牽牛子塚古墳発掘、飛鳥水落遺跡?での日本最古の漏刻遺構発見などに携わった考古学の第一人者である。

経歴

  • 1941年、東京都に生まれる。
  • 1965年、東京教育大学文学部卒業
  • 1969年、東京教育大学大学院 文学研究科 日本史学修了
  • 1969年、奈良国立文化財研究所平城宮跡発掘調査部 研究員
  • 1970年、1990年まで飛鳥藤原地域の発掘調査に携わる。
  • 1978年、奈良国立文化財研究所飛鳥・藤原宮跡発掘調査部 室長
  • 1990年、 東京学芸大学 教授
  • 2016年、定年退官、名誉教授。

著書=

  1. 木下正史(1993) 『飛鳥・藤原の都を掘る』吉川弘文館
  2. 木下正史(1995) 「飛鳥の上水道」『日本古代国家の展開』思文閣出版
  3. 木下正史(1998)共著「5.歴史時代の考古学」『シンポジウム日本の考古学』学生社
  4. 木下正史(2003)『藤原京―よみがえる日本最初の都城』中央公論新社 
  5. 木下正史(2005)『飛鳥幻の寺、大官大寺の謎』角川選書
  6. 木下正史(2011)『よくわかる古代日本の全体像 知識ゼロから学ぶ日本史の原点』新人物往来社
  7. 木下正史(2013) 『日本古代の歴史 1 倭国のなりたち』吉川弘文館
  8. 木下正史(2020)『大安寺 国家筆頭大寺へのあゆみ』東方出版
  9. 木下正史(2020)『古代の漏刻と時刻制度―東アジアと日本』吉川弘文館

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