縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥時代、平安時代など日本古代史の出来事と検討課題の考察を行う。考古学の成果も取り入れ、事実に基づき、合理的な歴史の再構築を図る。

井堰(いせき)は河川や水路を木や石などでせき止めて水位を調整する装置である。

概要

河川や水路の水量が多く水位高ければ、水の入り口を流路に設けるだけで容易に取水できる。しかし、水位が低くそのままでは水を引けないような場所や時期には、井堰により水を堰き止めることにより、水位を高めると、重力エネルギーで勾配に従って水の自然流下により田に水を導くことが出来る。

古代の井堰

弥生時代にも井堰は見られる。比恵遺跡群では横木とそれを支える斜めに打ち込まれた木ぐいがある。水流に直交する方向に横木を置き、流れに耐えられるようにすれば、水位の調節ができる。福岡県板付遺跡の水田跡でも井堰が出土している。

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