縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥時代、平安時代など日本古代史の出来事と検討課題の考察を行う。考古学の成果も取り入れ、事実に基づき、合理的な歴史の再構築を図る。

横笛(おうてき)は笛の胴の長さに対して垂直に構えて吹く笛である。

概要

催馬楽、朗詠などの伴奏楽器としても用いられる。

出土例

  1. 多賀城市 - 東西大路東道路の側溝から出土した装飾のない竹製の横笛。完全な姿に復元できた唯一の資料で、平安時代前期(9世紀)と特定される。
  2. 福島県江平遺跡 - 国内最古とみられる竹製の横笛。1999年の発掘調査で、天平15年(743)年の銘を記した木簡が出土した層から発見された。星塚一号墳(奈良県天理市)から出土した古墳時代後期の笛が国内最古とされているが、材質や形状などから学会などで疑問視する声がある。

正倉院

  1. 彫石横笛
  2. 牙横笛? – 象牙製
  3. 呉竹横笛?
  4. 斑竹横笛?

参考文献

  1. 飯塚小玕齋(1984)「正倉院の竹工芸について」『正倉院紀要』第6号
  2. よみがえる天平の音色」四国新聞社,2002/06/07
  3. 横笛(よこぶえ)」多賀城市の文化財

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

フリーエリア

よろしければランキング投票してください
にほんブログ村 歴史ブログ 考古学・原始・古墳時代へ
にほんブログ村

フリーエリア

PVアクセスランキング にほんブログ村

メンバーのみ編集できます