縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥時代、平安時代など日本古代史の出来事と検討課題の考察を行う。考古学の成果も取り入れ、事実に基づき、合理的な歴史の再構築を図る。

タグ検索で楽器13件見つかりました。

楓蘇芳染螺鈿槽琵琶

琵琶 -倉番 :南倉 101 -用途 :楽器・楽具 -技法 :木竹工 -寸法 :全長97.0cm, 最大幅40.5cm -材質:槽・転手・覆手は楓 [[蘇芳染]] [[海老尾]]・絃門は[[黄楊木]] 腹板は散孔材 [[螺鈿]] [[玳瑁]](伏彩色) 琥珀 捍撥・落帯は革 彩絵(白下地・緑・青・橙・赤・金箔) 油塗 *関連宝物 -[[螺鈿紫檀琵琶]] -[[紫檀木画槽琵琶]] -[[紫檀木画槽琵琶]] -[[紫檀槽琵琶]] *参考文献 +[[奈良国立博物館]](2008)『正倉院展六十回のあゆみ』奈良国…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%c9%f6%c1%c9%cb... - 2023年03月27日更新

正倉院展

''正倉院展''(しょうそういんてん,Shosoin Exhibition)は[[奈良県]][[奈良市]]にある[[正倉院]]宝物の中から毎年40件から80件ほどを選んで[[奈良国立博物館]]で一般公開する工芸美術の展覧会である。[[1946年]](昭和21年)に始まり、以降は毎年1回、一般公開されている。正倉院展は[[奈良国立博物館]]で開催される展覧会の名称であり、東京開催は「特別展」という。 *概要 正倉院は[[奈良時代]]に建立された[[東大寺]]の倉庫で、[[聖武天皇]]の遺愛の品々を中心とし…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%c0%b5%c1%d2%b1... - 2023年03月27日更新

箜篌

ご)は中国、朝鮮、倭国で使われた古代の弦楽器である。 *概要 古代のアッシリアを起源とし、ペルシャ・イランを経て蒙古・中国、百済を経て、倭国に到来した。百済琴とも言われる。 2種類があり、竪箜篌(座って抱えて弾く)と臥箜篌(寝かせて弾く)がある。 L字型のアングルハープであり、正倉院に破損した残欠二張のみ保存されている。 *事例 -模造 螺鈿槽箜篌 …

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%e4%b3%e4%bc... - 2023年03月03日更新

磁鼓

磁鼓 -倉番 :南倉 114 -用途 :楽器・楽具 -技法 :陶器 -寸法 :長38.3 口径22.0 腰径10.9 -材質:陶器 彩釉(白・緑・褐) *参考文献 …

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%bc%a7%b8%dd... - 2023年03月01日更新

新羅琴

個の残欠がある。朝鮮では伽耶琴と呼ばれる楽器である。『[[国家珍宝帳]]』によると、「金鏤新羅琴」が2面あったが、一時貸し出したあと、別の新羅琴、「金泥絵形(金泥絵木形)」と「金薄輪草形鳳形」の2面が代納されたという(823年・弘仁14年) *伽耶琴 大加耶末期の王の嘉実王(嘉悉王、嘉室王)のもとで楽師の于勒により開発・演奏され、後に伽耶国が新羅に統合されたことに伴い、于勒とその弟子たちによって改良・完成され受け継がれたとされる。伽倻琴は宮廷音楽に採用され,新羅楽のなかで発達した。素材は桐で…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%bf%b7%cd%e5%b6... - 2023年01月15日更新

''笙''(しょう, sho)は雅楽の管楽器のひとつである。17本の細い竹管を椀型の匏(ほう)に差し込んだ構造である。正式な名称を「鳳笙」とする説がある。 *概要 金属製の簧(した:リード)を振動させた音を、17本の細長い竹管に共鳴させて音を出す。竹管1本につき1つの音が出て、 吸っても吐いても同じ音が出る。匏の前中央に吹口がつく。笙は奈良時代に唐から伝わり日本的に改変されている。[[唐楽]]、[[催馬楽]]、[[朗詠]]に用いられる。 *奏法 下方のリード近くに小さな指孔があり、開の状態では発音せず、…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%e3%f9... - 2022年12月27日更新

横笛

ある。 *概要 催馬楽、朗詠などの伴奏楽器としても用いられる。 *出土例 +多賀城市 - 東西大路東道路の側溝から出土した装飾のない竹製の横笛。完全な姿に復元できた唯一の資料で、平安時代前期(9世紀)と特定される。 +福島県江平遺跡 - 国内最古とみられる竹製の横笛。1999年の発掘調査で、天平15年(743)年の銘を記した木簡が出土した層から発見された。星塚一号墳(奈良県天理市)から出土した古墳時代後期の笛が国内最古とされているが、材質や形状などから学会などで疑問視する声がある。 *正倉院 +[[…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%b2%a3%c5%ab... - 2022年12月13日更新

桐木琴残欠

er)は、[[正倉院]]に保存されている楽器の断片である。 *概要 用途不明の絃楽器である。琴に似ており、七弦をもつ。裏板の中央に「[[東大寺]]」の刻銘がある。 *構造 桐の一木から彫り出した槽の背面を内刳りし、裏板を付ける。槽頭部の端を花弁状に切り込み、短い臨岳痕には7個の通絃孔がある。裏板は檜製で、転手匣(南倉177七絃楽器残欠)が付く。中央に長方形の音孔をつけ、頭部には通弦孔をつける。 表面は頭部を花形につくる。和琴に似る短い臨岳痕がつく。楽器の名称や用途は未確定であるが、音律を測定する準にあた…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%b6%cd%cc%da%b6... - 2022年12月06日更新

黒柿

''黒柿''(くろがき)は柿の木の芯に黒色物質が沈着してが黒色または黒色の縞模様になったものをいう。 *概要 通常、柿の木は製材すると乳白色〜淡黄色に近い色味である。稀に黒色が樹の中心部に入るものがある。 「黒柿」は150年以上経った古木から見つかる。1万本に1本という確率でみつかるとされる。伐採後も黒柿に含まれた水分を一定割合までまで抜き(乾燥させ)木材を安定させてから加工する。そのために約5年かかる。柿渋の元の「タンニン」が変色し、白い樹のる柿の木に黒が入ると推定されている。現代でも非常に貴重で高価…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%b9%f5%b3%c1... - 2022年12月06日更新

呉竹笙

]]に保存されている唐楽で用いられる木管楽器でである。 *概要 [[国家珍宝帳]]記載の献納宝物である。笙は十七本の竹管を円形に配列する管楽器である。長さの異なる竹管を匏に植え込み、長い吹口から息を吸って吹奏する。 中国または朝鮮半島に起源をもつ楽器で、奈良時代に日本にもたらされた。中国の「皇清職貢図」(巻六「永寧協右管属九姓笛民」)に笙とみられる楽器が描かれる。 高さの異なる音を一度に鳴らすことができるから和音も吹ける。 壺と吹管は木製黒漆塗で、鏡板は水牛角製である。竹管と竹帯には真竹またはホテイチク…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%b8%e2%c3%dd%e3... - 2022年11月19日更新

正倉院

''正倉院''(しょうそういん,Shosoin)は、[[奈良県]][[奈良市]]に所在する[[東大寺]]大仏殿の北西にある[[校倉造]]の高床式[[木造]]倉庫である。 #ref(https://image01.seesaawiki.jp/a/o/ancienthistory-memo/n68slV4FUU.JPG,350,300) *概要 **建築概要 正倉院はもともと[[東大寺]]の倉庫の一つである。東大寺は寺の什物や記録類を保管する倉庫を建築した。正倉院は[[東大寺大仏殿]]の裏手である北西方向に…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%c0%b5%c1%d2%b1... - 2022年11月17日更新

彫石横笛

概要 [[国家珍宝帳]]に記載されている楽器である。[[横笛]]はインドに起源があり、漢代に中国に伝わったとされる。基本は竹製であるが、本品は[[蛇紋岩]]を用い、節から生えた小枝など、竹の姿を表す。竹笛を模している。全面に花喰鳥、雲、飛雲などの文様を表し、吹口と七個の指孔をあける。黒班のある灰緑色の石材が使用される。X線回析により蛇紋岩と確認された。 頭と本体は一体ではなく、別々の蛇紋岩を使用し、接着剤で接合している。 *管理 -名称:彫石横笛 -倉番:北倉 33 -用途: 楽器・楽具 -技法:石製品 …

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%c4%a6%c0%d0%b2... - 2022年08月26日更新

撥弦楽器

''撥弦楽器''(はつげんがっき)は弦をはじいて音を出す楽器である。 *概要 共鳴胴を利用して音を増幅させる機構をもつ。 *例 リュート、ウクレレ、ギター、バラライカ、三味線、シタール、バンジョー、和琴、ハープシコード。…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%d9%fb%b8%b9%b3... - 2022年05月15日更新

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