縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥時代、平安時代など日本古代史の出来事と検討課題の考察を行う。考古学の成果も取り入れ、事実に基づき、合理的な歴史の再構築を図る。

タグ検索で武具7件見つかりました。

中原高句麗碑

''中原高句麗碑''(ちゅうげんこうくりひ,중원 고구려비)は朝鮮半島で発見された高句麗碑である。 「忠州高句麗碑」ともいう。 *概要 1978年に大韓民国忠清北道中原郡(現在の忠州市。1995年改称)中央塔面龍田里で発見された碑石 忠州高句麗雨は1979年2月末、、檀国大学博物館学術調査団によって発見された。 発見された当時の行政区域は中原郡でああったため中原高句麗費と命名された。その後、中原郡が忠州市に統合されたため、…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%c3%e6%b8%b6%b9... - 2023年03月15日更新

頚甲

''頚甲''(くびよろい)は戦闘において胸上部や鎖骨部を保護するための鎧である。 「頸鎧」(けいがい)とも書く。 *概要 短甲、桂甲の各部に付属して、襟付きの場合もある。材料は鉄製である。 *事例 和歌山県での[[陵山古墳]]では頚甲が出土していいる。 -[[頚甲]] - 宮山古墳出土。5世紀後半。 -[[頚甲]] – 京都府綾部市の[[私市円山古墳]]の出土。 -[[鉄地金銅装頸甲]] - 敦賀市の向出山 1 号墳出土 …

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%b7%db%b9%c3... - 2023年03月15日更新

馬鞍

-倉番 :中倉 12 -用途 :武器・武具 -技法 :その他 -寸法 :前輪高28.7 後輪高24.0 -材質:鞍橋:前後輪は桑 金銀泥絵 居木は樫、鞍褥:表は赤地唐草文錦、韉:表は焦茶の毛氈、屧脊:表は白絁に赤地錦の縁取、鐙:鉄製 銀象嵌、面懸・胸懸・尻懸:革製黒漆塗 金具は金銅 水晶・琥珀嵌装 *参考文献 +増田勝彦・ひろいのぶこ・岡田文男・有吉正明(2018)「正倉院宝物特別調査 麻調査報告」正倉院紀要40号 pp.27-28 …

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%c7%cf%b0%c8... - 2023年02月26日更新

馬冑

馬冑(ばちゅう)は戦闘時に馬の頭部を守るための鉄製の冑である。 *概要 国内では3例のみ出土している。 +[[船原古墳]] 馬冑 福岡県古賀市 +[[大谷古墳]] 馬冑 和歌山県和歌山市 +[[将軍山古墳]] 馬冑 埼玉県行田市 *海外事例 中国・韓国でも出土している。 +皇南洞109号墳 慶州市 +舎羅里65号墳 慶州市 +福泉洞10号墳 釜山市 +金海杜谷 8号墳 金海北方山間地 +咸安馬甲塚 咸安平野中心部 +映川玉田28・M3・Ml・23・35号墳 馬冑6点 +映川幡渓堤力 A号墳 -中…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%c7%cf%d1%c9... - 2023年02月20日更新

短甲

''短甲''(たんこう)は鎧の一種で鉄小札を横矧にして、鋲や組紐、革等で綴合わせてつくった防御具である。 *概要 古代の鎧には短甲と[[桂甲]]とがある。短甲は腰から上を防御するための甲冑である。[[古墳時代]]の中期から[[奈良時代]]にかけて桂甲が現れた。短甲よりも柔軟性がある。挂甲は短甲より丈が長く、部品の数も多い。古くは伽和羅(かわら)といわれ、[[日本書紀]]、[[古事記]]に記載される。胸腹部の前後を守るだけで挂甲に比べると短いので、短甲と称されたと思われる。 *形状 &ref(https:…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%c3%bb%b9%c3... - 2023年01月24日更新

草摺

''草摺''(くさずり)は甲冑の胴から吊り下げ、腰から太ももまでの下半身を覆う防御具である。 *概要 古代では横長の鉄板10数枚を革紐または組紐でつづったものである。[[短甲]]とともに用いられ、[[桂甲]]では胴部と連続している場合が多い。枚数は、甲冑(鎧兜)の種類や時代によって変化する。大鎧では前後左右の4間に分れる。 *出土例 -草摺4個 [[黒姫山古墳]]出土、堺市、5世紀中頃 -草摺 [[妻小丸山古墳]]、諏訪市、6世紀末 *参考文献 …

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%c1%f0%c0%a2... - 2023年01月22日更新

桂甲

''桂甲''(けいこう)は鉄小札を革紐や組紐でつづり合わせてつくった防御具である。 *概要 中国で戦国時代以降に発達し、5世紀中葉に、騎馬の術とともに朝鮮半島を経由して倭国に伝わった。小札はまれに金銅装があるが、ほとんどは鉄製である。倭国では古墳時代後期以降に短甲から桂甲に変った。戦闘方法の変化によるとも言われている。5世紀代には短甲と桂甲が併存する。 一領分の桂甲には10種類以上の桂甲が使用される。桂甲には頚甲、肩甲、草摺、膝甲、籠手、臑当(すねあて)などの付属品がつく。 革紐や組紐の腐朽により桂甲が…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%b7%cb%b9%c3... - 2023年01月21日更新

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