縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥時代、平安時代など日本古代史の出来事と検討課題の考察を行う。考古学の成果も取り入れ、事実に基づき、合理的な歴史の再構築を図る。

タグ検索で馬具9件見つかりました。

は轡を歯で噛むことはない。 *出土例 -馬具 - 西大山遺跡出土 --朝鮮半島南部の地域で製作されたものが日本にもたらされたもので、全国的にも類例が少なく、群馬県内では唯一である。 -鏡板付轡 - 弁財古墳 -鑣轡 - 蔀屋北遺跡 *参考文献 +大塚初重(1996)『古墳辞典』東京堂出版 …

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%b7%a5... - 2023年05月07日更新

古代の馬具

''古代の馬具''(こだいのばぐ)は騎乗用の装備とそれに付属する装具である。 -[[馬冑]] -[[馬鐸]] -[[杏葉]] -[[轡]] -[[鏡板]] -[[鞍]] -[[鐙]] -[[馬鈴]]…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%b8%c5%c2%e5%a4... - 2023年05月07日更新

芝山古墳・はにわ博物館

に飾り立てられた馬の埴輪から、古墳時代の馬具、辻金具や引き手、鞍の前・後輪などが示される。 -朝日ノ岡古墳 武人 よろいかぶとに身を固めた勇ましい武人の姿である。髪は頭のまん中で左右に分け、耳のわきで束ねた美豆良(みずら)の髪型である。太いズボンは褌で、動きやすいように膝の下を脚結(あゆい)で縛る。古代の男性の服装の特長を示す。 *アクセス等 -名称:芝山古墳・はにわ博物館 -開館時間:午前9時〜午後4時30分 -休館日:月 (月曜が祝祭日の場合は翌日が休館) -所在地:〒289-1619  千葉県山武郡…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%bc%c7%bb%b3%b8... - 2023年05月03日更新

将軍山古墳

''将軍山古墳''(しょうぐんやまこふん)は埼玉県行田市に所在する[[前方後円墳]]である。 *概要 埼玉県下で8番目の規模の前方後円墳である。国内で3例しかない[[馬冑]]が出土したことで知られる。戦前までは将軍塚と呼ばれていた。1894年、下忍村(現・行田市下忍)の増田五左衛門が自宅の庭に石を運ぼうとして発掘した。内裏塚古墳群(千葉県富津市)の稲荷山古墳に形状が類似する。増田五左衛門が庭石に考えた石は、実は金谷で産する房州石であった。 後円部西側前方部寄り、中堤西側に造出あり。周濠はほぼ長方形で2重…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%be%ad%b7%b3%bb... - 2023年04月25日更新

豊田狐塚古墳

120 面程度が知られている倭製鏡。 -馬具 (辻金具 5、雲珠1、金銅装三葉文楕円形杏葉1、環状鏡板付轡2) -武器器(鉄刀・鉄鏃など) -水晶製[[切子玉]] -土製[[丸玉]] 100以上 -琥珀製[[平玉]] -ガラス製[[小玉]] -銀製空玉 -[[須恵器]] 50点以上(有蓋台付長頸壺・高杯・ハソウ・杯身・杯蓋・無蓋高杯など) -[[土師器]](直口壺など) *築造時期 6世紀中葉〜後葉と考えられている。 *出土品 *被葬者 実際の被葬者は明確ではない。[[布留遺跡]]に関わる有力な首長墓。…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%cb%ad%c5%c4%b8... - 2023年04月25日更新

四十塚古墳

3点は行方不明となった。五鈴付鏡板付轡は馬具の一種で、現在確認されているものとしては全国に5例目であり、非常に希少なものである。 鉄製横矧板鋲留短甲は、打ち延ばして裁断した薄い鉄の板を鉄鋲で留めて組み上げた武具である。県内にある資料のうち唯一全体像が復元されたものである。 *調査 発掘調査は平成12年10月2日から平成12年10月20日にかけて行われた。 *馬具 -鈴杏葉 鋳造による全長7.6cm、幅7.7cmの小型品である。鈴はほぼ同じ大きさで、径3.1cm、中に小石が1つ入れられている。 -辻金具 鉄…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%bb%cd%bd%bd%c4... - 2023年03月22日更新

馬鐸

''馬鐸''(ばたく)は、馬の胸にさげる鈴の一種である。 *概要 馬鐸の内側の天井部から「舌」が下がっており、馬が走って揺れると音が出る。胸繋(むながい)の革帯に下げる。 馬鐸や馬鈴などで飾られる「飾り馬」は、古代の豪族が所有し、儀式に用いられていた。飾り馬から鳴り響く音色は、豪族の権威を示す象徴であった。 裾広がりの筒形品で横断面は偏円形、上面には吊るすための鈕がつくことがある。青銅製,扁円筒形で,形は銅鐸に似ている。文様は珠文、格子文が片面にだけ鋳出されるのが通常である。 *起源 中国において殷代に…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%c7%cf%c2%f8... - 2023年03月16日更新

馬冑

馬冑(ばちゅう)は戦闘時に馬の頭部を守るための鉄製の冑である。 *概要 国内では3例のみ出土している。 +[[船原古墳]] 馬冑 福岡県古賀市 +[[大谷古墳]] 馬冑 和歌山県和歌山市 +[[将軍山古墳]] 馬冑 埼玉県行田市 *海外事例 中国・韓国でも出土している。 +皇南洞109号墳 慶州市 +舎羅里65号墳 慶州市 +福泉洞10号墳 釜山市 +金海杜谷 8号墳 金海北方山間地 +咸安馬甲塚 咸安平野中心部 +映川玉田28・M3・Ml・23・35号墳 馬冑6点 +映川幡渓堤力 A号墳 -中…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%c7%cf%d1%c9... - 2023年02月20日更新

杏葉

''杏葉''(ぎょうよう)は馬具の一種で,馬の尻部に取り付けたり胴部から垂下される装飾品である。 *概要 帯革に取り付けられる。初期のものは装飾性が乏しい。その後、剣菱形、楕円形、鐘形などが現れる。剣菱形杏葉は鈴付きなどがあり、装飾性が次第に顕著となる。杏葉は轡に付けられる鏡板と同種のものがセットになることが多い。青銅製、鉄地金銅張、金銅製などがある。 透し彫りを持つ杏葉は,朝鮮半島の[[新羅]]から伝わった。倭国と新羅の交流を示す器物といえる。騎乗には必要がないものであるが、飾ることが目的のため、意匠…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%b0%c9%cd%d5... - 2023年01月22日更新

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