縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥時代、平安時代など日本古代史の出来事と検討課題の考察を行う。考古学の成果も取り入れ、事実に基づき、合理的な歴史の再構築を図る。

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''笙''(しょう, sho)は雅楽の管楽器のひとつである。17本の細い竹管を椀型の匏(ほう)に差し込んだ構造である。正式な名称を「鳳笙」とする説がある。 *概要 金属製の簧(した:リード)を振動させた音を、17本の細長い竹管に共鳴させて音を出す。竹管1本につき1つの音が出て、 吸っても吐いても同じ音が出る。匏の前中央に吹口がつく。笙は奈良時代に唐から伝わり日本的に改変されている。[[唐楽]]、[[催馬楽]]、[[朗詠]]に用いられる。 *奏法 下方のリード近くに小さな指孔があり、開の状態では発音せず、…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%e3%f9... - 2022年12月27日更新

味摩之

境界に位置する帯方郡の呉性をもつ中国系の芸能専門家に学んだのであろうとした(成瀬勝(1999))。 *参考文献 +李応寿(2008)「伎楽の「桜井」考』」演劇学論集 日本演劇学会紀要47,pp.91-101 +成瀬勝(1999)「新史料群の検証で究明された伎楽の故地—呉は 中国南方ではなく、韓半島にあった一」、韓国演劇学J第 13号、韓国演劇学会 +『日本書紀』巻第二十二・推古天皇二十年是歳条 …

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%cc%a3%cb%e0%c7... - 2022年11月20日更新

伎楽面力士

''伎楽面力士''(ぎがくめんりきし)は、[[正倉院]]に保存されている伎楽で用いられる力士の面でである。 *概要 百済からの渡来人[[味摩之]](みまし)によって伝えられた伎楽は、平安初期頃まで寺院における[[法会]]で盛んに上演された。本作は[[力士]]の役柄の伎楽面である。桐製で、頭部に髷を結い、肌は赤銅色に仕上げる。 *構造 *製作者 面裏の「前一」「東大寺<将李魚成作>」「天平勝宝4年(752)4月9日」の墨書から天平勝宝4年の[[大仏開眼会]]で行われた四組の伎楽で用いられた面である。作者は…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%b4%ec%b3%da%cc... - 2022年11月20日更新

酔胡王

''酔胡王''(すいこおう)は、ペルシャ系のソグド人の王である。 *概要 酔胡王は酔った赤い顔で、長い鼻の人物として表される。 奈良県明日香村の[[飛鳥池遺跡]]で、古代の仮面舞踊劇「 [[伎楽]] 」に使用する面の一つ「 酔胡王 」を描いたとみられる[[木簡]]が出土した。飛鳥池遺跡は7世紀後半の遺跡なので、伎楽は612年、朝鮮半島の百済人が伝えたとされるので、これを裏付ける。 *伎楽面 [[正倉院]]に酔胡王が伝わる。[[伎楽面 木彫第47号]] また法隆寺献納の木造伎楽面「伎楽面 酔胡王」は[[…

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伎楽面呉女

''伎楽面呉女''(ぎがくめんごじょ)は、[[正倉院]]に保存されている[[伎楽]]で用いられる呉女の面でである。 *概要 百済からの渡来人[[味摩之]](みまし)によって伝えられた伎楽は、平安時代初期頃まで寺院における法会で盛んに上演された。楽器伴奏のある無言の仮面劇であり、仏教音楽として法会や行道等に用いられた。 本作は伎楽で唯一の女性の伎楽面である。正倉院の伎楽面は171面が伝わる。伎楽では蛮人の崑崙に恋い慕われ、手荒な扱いを受けたところを力士に助けられる(興福寺の雅楽家である狛近真『教訓抄』)。…

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