縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥時代、平安時代など日本古代史の出来事と検討課題の考察を行う。考古学の成果も取り入れ、事実に基づき、合理的な歴史の再構築を図る。

タグ検索で武器29件見つかりました。

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圭頭大刀

''圭頭大刀''(けいとうのたち)は柄の形が中国の玉器の圭に似る[[大刀]]である。 *概要 先端が山形をなす。 *出土例 -銀装圭頭大刀 二子塚古墳 秦野市 --柄間の銀線の刻み目及び鞘口の銀製金具に施された花唐草文の特徴などから6世紀後半に製作されたものとみられ、銀装圭頭大刀の出土は地域の権力構造を示すものとみられる。刀身は鉄、装飾金具は銀、鞘は木。長さ49.8cm、最大幅3.7cm、最大厚さ1.9cm。2010年7月の調査時に古墳内の石室で発見された。 -圭頭大刀 愛知県豊橋市磯部出土 -圭頭大刀…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%b7%bd%c6%ac%c2... - 2023年04月23日更新

円頭大刀

''円頭大刀''(えんとうたち)は丸みを帯びた[[柄頭]]をもつ[[大刀]]である。 *概要 金属装大刀は把頭の形式により[[環頭大刀]],[[円頭大刀]]、[[圭頭大刀]]、[[方頭大刀]]、[[頭椎大刀]]、[[鶏冠頭大刀]]などがある。 柄頭は金銅製が多い。 *銀象嵌銘円頭大刀(岡田山古墳出土) 把円頭に意匠を凝らした精緻な双鳳亀甲繋文の象嵌あり。 刀身平の鋒寄りにある銘文「各田卩臣」(額田部臣)と書かれる氏姓の存在は、部民制成立の時期が、他の共伴品の年代と併せ、記紀の内容から知られる時期以上に遡…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%b1%df%c6%ac%c2... - 2023年04月23日更新

鉄鏃

''鉄鏃''(てつぞく)は鉄製の鏃(やじり)である。 *概要 弥生時代から見られ、古墳時代以降に多く使用された。 大型で鏃身幅の広い 平根鏃と細長い尖根鏃の2種類がある。 古墳時代の鉄鏃は弥生時代以来の伝統的な幅広の鏃身部をもつ平根系鉄鏃から、5世紀に近畿地方を中心として鳥舌形鉄鏃などの尖根系鉄鏃が出現する。5世紀中頃からはさらに、細長い鏃身部をもつ長頸鏃に転換し一般化する。古墳時代中期後半に尖根鏃が普及し、実戦用の尖根鏃十数本に対して2本から3本の平根鏃がセットとして副葬されるようになる。 *出土例…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%c5%b4%ef%b7... - 2023年04月20日更新

青谷上寺地遺跡展示館

骨や生贄として捧げられた動物、人や動物・武器の形をした形代、渦状の模様がある赤い盾、動物が描かれた板やサメが描かれた土器、箱作りの琴 -銅鏃が弥生時代に実戦用の武器として使われたことを示す国内初の資料 *アクセス -名称:青谷上寺地遺跡展示館 -開館時間:午前9時〜午後5時(午後4時30分までにご入館ください) -休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日の平日)、祝日の翌日、年末年始 -入館料:無料 -所在地:〒689-0501 鳥取県鳥取市青谷町青谷4064 -交 通:JR青谷駅から徒歩約5分 *参考文…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%c0%c4%c3%ab%be... - 2023年04月02日更新

江田船山古墳大刀銘

''江田船山古墳大刀銘''(えだふなやまこふんたちめい)は[[江田船山古墳]]から出土した大刀に刻まれた銘文である。[[東京国立博物館]]に保管展示されている。 *概要 75文字の銘をもつ銀象嵌銘大刀である。全長90.6センチメートル、5世紀後半に日本で書かれた現存する最古の金石文であり、獲加多支鹵大王は雄略天皇に比定する説が通説となっている。刀は練りを80回、打ちに打った三寸の刀など、治天下、八十練、十振など日本独特の表現がある。埼玉古墳群・稲荷山古墳の獲加多支鹵大王と同じ文字が刻まれる。大王が刀を持…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%b9%be%c5%c4%c1... - 2023年03月26日更新

獅噛環頭大刀

獅噛環頭大刀(しがみかんとうたち)は環頭に正面向きの1体の獅子の獣面が、環頭に配された大刀である。 *概要 *出土例 -[[獅噛環頭大刀]] - 福岡県田川郡福智町神崎1号墳。古墳時代 6世紀。九州国立博物館。 …

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%bb%e2%b3%fa%b4... - 2023年03月17日更新

単鳳環頭大刀

''単鳳環頭大刀''(たんほうかんとうたち)は鳳凰が1羽あり、環頭は柄頭が環状をなしている大刀である。…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%c3%b1%cb%b1%b4... - 2023年03月17日更新

双龍環頭大刀

''双龍環頭大刀''(そうりゅうかんとうたち)は柄頭に透かし彫りによる2匹の龍が向かい合わせで玉を食む姿が表された大刀である。…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%c1%d0%ce%b6%b4... - 2023年03月17日更新

竜鳳環頭大刀

''竜鳳環頭大刀''(りゅうほうかんとうたち)は鳳凰と龍が透かし彫りになっている大刀である。…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%ce%b5%cb%b1%b4... - 2023年03月17日更新

三累環頭大刀

三累環頭大刀(さんるいかんとうたち)は柄頭大刀の環が3つの輪の組み合わせで構成される大刀である。 *出土例 -[[金装獅噛三累環頭大刀柄頭]] - 丹後平古墳群出土。重要文化財。飛鳥時代中頃から平安時代前期まで。八戸市博物館。…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%bb%b0%ce%df%b4... - 2023年03月17日更新

三葉環頭大刀

''三葉環頭大刀''(さんようかんとうのたち)は環頭の内側に三葉文が配されるものをいう。…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%bb%b0%cd%d5%b4... - 2023年03月17日更新

''矢''(や)は弓の弦にかけてその弾力を利用して距離を隔てた目的物を射るものである。 *概要 全長80cmが通常の長さと考えられるが、矢の全形が分かる副葬品はほとんどない。細い竹や木を削って矢柄とし、先端には鏃()をつける。 *出土例 古墳時代後期(6世紀前半)の墳墓から弓矢を収納して腰に下げる武具の木製底板1枚が、[[島内139号地下式横穴墓]] でほぼそのままの形状でみつかった。幅33.4センチ、奥行き3.6センチ、厚さ2センチ。織物や毛皮、銅や鉄の板が金具で留まっていた(参考文献1)。 *参…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%cc%f0... - 2023年03月17日更新

''弓''(ゆみは)射撃用の武器である。長さ2mほどの丸木弓が大半である。 *概要 弓の両端に弦を張るための弭(はず)加工が施され、弭金具が取り付けられることがある。…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%b5%dd... - 2023年03月17日更新

鉾(ほこ)は刃の剣に長い柄をつけた古代の武器。 *概要 槍や薙刀の前身となった長柄武器であり、幅広で両刃の剣状の穂先をもつ。日本には[[弥生時代]]に銅製品の鉾が大陸から伝わった。…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%cb%c8... - 2023年03月17日更新

槍(やり)は長い柄の先に刀剣を取り付けた武器をいう。 *概要 旧石器時代に狩猟の道具として槍が登場する。戦の武器として使用されるのは、鎌倉時代中期以降とされる。…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%c1%e4... - 2023年03月17日更新

''茎''(なかご)は把を装着する部分である。 *概要 刀身の柄に被われる部分である。刀を持つときに直接触ることが許された部分である。茎には製作者の名前が刻まれることがあり、これを銘(めい)と呼ぶ。 *茎の種類 茎の種類は、大きく分けると「生ぶ」と「磨上げ」の2つである。茎と茎尻(なかごじり)は、製作の時代や流派など刀工の個性や違いが顕著に表わされる部分である。…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%b7%d4... - 2023年03月17日更新

''鋒''(きっさき)は刀の先端部である。 *概要 切先、鋩先ともいう。刃物の先のとがった所である。…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%cb%af... - 2023年03月17日更新

刀身

''刀身''(とうしん)は「鞘」と「柄」に収まる部位をいう。 *概要 刀剣の本体である。鋒(きっさき)から区(まち)までの部分である。…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%c5%e1%bf%c8... - 2023年03月17日更新

''刀''(かたな)は片刃のものを刀という。古墳時代の刀は上古刀という。 *概要 古墳時代の刀剣は、横断面が三角形になっている平造りや、切刃造りがほとんどである。 古代では「焼き入れ」の温度は低い。全体を焼き入れたものと、刃の部分のみを焼き入れたものがある。 古墳時代は直刀で反りがない。 *種別 古墳時代の反りのない直刀を「大刀」といい、平安時代以降の反りのある刀を「太刀」という。…

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%c5%e1... - 2023年03月17日更新

頚甲

''頚甲''(くびよろい)は戦闘において胸上部や鎖骨部を保護するための鎧である。 「頸鎧」(けいがい)とも書く。 *概要 短甲、桂甲の各部に付属して、襟付きの場合もある。材料は鉄製である。 *事例 和歌山県での[[陵山古墳]]では頚甲が出土していいる。 -[[頚甲]] - 宮山古墳出土。5世紀後半。 -[[頚甲]] – 京都府綾部市の[[私市円山古墳]]の出土。 -[[鉄地金銅装頸甲]] - 敦賀市の向出山 1 号墳出土 …

https://ancienthistory.memo.wiki/d/%b7%db%b9%c3... - 2023年03月15日更新

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