縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥時代、平安時代など日本古代史の出来事と検討課題の考察を行う。考古学の成果も取り入れ、事実に基づき、合理的な歴史の再構築を図る。

芝山古墳・はにわ博物館(しばやまこふん・はにわはくぶつかん)は千葉県山武郡芝山町に所在する古墳と埴輪の博物館である

概要

1988年(昭和63年)5月1日に、芝山公園内に開館し、「房総の古墳とはにわ」をテーマとした展示を行う。
遺跡や埴輪の展示、精巧に復元された古代衣装や竪穴式住居を通して古墳時代の生活や技術を学べる。

展示

  • 第一展示室
千葉県内や関東地方の古墳文化を写真や解説図で示す。小川台古墳群、蕪木古墳群、山田・宝馬古墳群等、周辺の古墳から出土した埴輪群を示す。
  • 第二展示室
古墳時代の生活と技術を、実験考古の成果や今でも残る古代の技術を展示する。埴輪による復元した衣装、古墳時代の復元住居。
  • 第三展示室
考古学の調査・整理・報告など、研究のようすを写真や実際の機材などを使って解説する。古墳分布図。仏像など古墳時代から仏教受容への移行を示す展示。
  • 山田・宝馬188号墳 女子
たれ目ぎみに丸くくり抜かれた目が優しい表情のこの女子像は、山武地方の埴輪の特徴を示す。
  • 山田・宝馬188号墳 馬
埴輪に馬・牛・犬・鶏・猪・鹿があるが馬は特に多い。儀式用に飾り立てられた馬の埴輪から、古墳時代の馬具、辻金具や引き手、鞍の前・後輪などが示される。
  • 朝日ノ岡古墳 武人
よろいかぶとに身を固めた勇ましい武人の姿である。髪は頭のまん中で左右に分け、耳のわきで束ねた美豆良(みずら)の髪型である。太いズボンは褌で、動きやすいように膝の下を脚結(あゆい)で縛る。古代の男性の服装の特長を示す。

アクセス等

  • 名称:芝山古墳・はにわ博物館
  • 開館時間:午前9時〜午後4時30分
  • 休館日:月 (月曜が祝祭日の場合は翌日が休館)
  • 所在地:〒289-1619  千葉県山武郡芝山町芝山438-1
  • 観覧料:大人 200円
  • 交通: JR松尾駅・芝山千代田駅から芝山ふれあいバスで20分 「芝山仁王尊」下車

参考文献

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