磁鼓(じこ,Jiko)は正倉院に保管されている陶製の鼓の胴である。
陶器に緑・黄・白の釉薬を施している。漏斗状に轆轤引きした二つの胴部をつなぎ合わせて成形した。生地は黄色味を帯びた白色である。釉薬の下地に化粧土は用いない。胴に大きなくびれを付けた砂時計型の鼓は、唐楽に用いられた細腰鼓の一種である。インドが発祥の地である。
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