京都国立博物館(きょうとこくりつはくぶつかん, :Kyoto National Museum)は日本の伝統的な文化財を保護するために設立された京都市に所在する国立博物館である。通称は「京博(きょうはく)」である。
平安時代から江戸時代の京都文化を中心とした文化財について、収集、保存、管理、展示、調査研究、教育普及事業を行う。
常設展は考古学の遺物、彫刻、陶器、書道、衣装、絵画など、さまざまな文化財で構成される。2014年(平成26年)に開館した平成知新館では館蔵品・寄託品約12,500件のなかから、陶磁・考古・絵画・彫刻・書跡・染織・金工・漆工など様々な分野にわたる美術品・文化財を展示する。年間2つの特別展を開催する。平常展示のほかに、与謝蕪村や坂本龍馬についての特別展を年に2〜4回ほど開催する。所蔵品は国宝27件、重要文化財181件(2006年3月現在)が含まれ、建物自体も明治古都館や表門、札売場および袖塀が国の重要文化財に指定されている。技術資料参考館は国の登録有形文化財に登録されている。
常設展は考古学の遺物、彫刻、陶器、書道、衣装、絵画など、さまざまな文化財で構成される。2014年(平成26年)に開館した平成知新館では館蔵品・寄託品約12,500件のなかから、陶磁・考古・絵画・彫刻・書跡・染織・金工・漆工など様々な分野にわたる美術品・文化財を展示する。年間2つの特別展を開催する。平常展示のほかに、与謝蕪村や坂本龍馬についての特別展を年に2〜4回ほど開催する。所蔵品は国宝27件、重要文化財181件(2006年3月現在)が含まれ、建物自体も明治古都館や表門、札売場および袖塀が国の重要文化財に指定されている。技術資料参考館は国の登録有形文化財に登録されている。
- 1889年(明治22年)5月、帝国博物館、帝国京都博物館、帝国奈良博物館を設置する官制を定める<ref>[https://www.kyohaku.go.jp/jp/about/his/ 目的と沿革]</ref>。
- 1890年(明治23年)10月、七条御料(旧恭明宮址)を敷地とし、仮事務所を置く。
- 1892年、宮内省技師・片山東熊?の設計で陳列館(本館)の建築に着工した。
- 1895年、陳列館の建築が竣工した。
- 1897年(明治30年)5月、京都国立博物館の開館式を挙行。
- 1900年(明治33年)6月、「京都帝室博物館」と改称される。
- 1924年(大正13年)2月、京都府に下賜され恩賜京都博物館となる。
- 1930年(昭和5年)、京都国立博物館技術資料参考館が完成する。
- 1952年(昭和27年)4月、恩賜京都博物館を国に移管し「京都国立博物館」と改称する。
- 1966年(昭和41年)10月、新陳列館完成。
- 1968年(昭和43年)6月、京都国立博物館は文化庁の附属機関となる。
- 1969年(昭和44年)3月、本館(特別展示館)、表門(正門)、同札売場及び袖塀が「旧帝国京都博物館」として重要文化財?に指定される。
- 1984年(昭和59年)7月、文化庁の施設等機関となる。
- 2001年(平成13年)4月、独立行政法人国立博物館法の施行に伴い、独立行政法人国立博物館京都国立博物館となる。
- 2007年(平成19年)4月、独立行政法人国立文化財機構? 京都国立博物館となる。
- 2013年(平成25年)8月、平成知新館(新平常展示館)が竣工する。
- 2014年(平成26年)9月、平成知新館(新平常展示館)が開館する。
- 明治古都館 - 1895年(明治28年)10月竣工、30年5月開館。煉瓦造の建物で重要文化財指定。
- 正門 - 明治28年10月竣工。重要文化財指定。
- 平成知新館 - 谷口吉生設計。
- 茶室「堪庵」 - 江戸時代初期京都公家文化の伝統を受け継いだ数寄屋造りの建物。
- 技術資料参考館- 昭和5年旧恩賜京都博物館の陳列品収納用倉庫として建築、平成20年に国の登録有形文化財に登録
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