大川遺跡(おおこいせき)は奈良県山辺郡山添村にある縄文時代早期から後期の遺跡である。
遺跡の中央部から縄文時代早期の住居跡2軒のほかに集石炉や焼土壙が確認された。
住居跡は深さ40cm前後でほぼ円形に直径3〜3.8mほど地面を掘り下げ、上屋を構築した竪穴式住居である。 内部に炉を設けない集石炉や焼土壙である。
住居跡は深さ40cm前後でほぼ円形に直径3〜3.8mほど地面を掘り下げ、上屋を構築した竪穴式住居である。 内部に炉を設けない集石炉や焼土壙である。
土器は主として早期の押型文土器で、「大川式」として標識資料となる。土器は底が尖った深鉢形で、彫刻した小さな円棒を用いて文様を施された「大川式」と呼ばれる女房状の尖底土器であり、古い段階の押型文土器である。
石器は石鏃、石錐、尖頭器状石器などが多数出土した。石器は縄文時代最古級の遺物群として重要である。
資料は山添村歴史民俗資料館?、奈良県立橿原考古学研究所と同志社大学に保存展示される。
石器は石鏃、石錐、尖頭器状石器などが多数出土した。石器は縄文時代最古級の遺物群として重要である。
資料は山添村歴史民俗資料館?、奈良県立橿原考古学研究所と同志社大学に保存展示される。
- 名称:大川遺跡
- 所在地: 〒630-2351 奈良県山辺郡山添村中峯山
- 交通: 名阪国道五月橋ICから2Km
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