男狭穂塚古墳(おさほづかこふん)は宮崎県西都市三宅に所在する帆立貝式古墳である。
地中探査レーダーにより判明したこと。前方部西側では本来の第1周溝は逆「く」形に湾曲し、前方部に沿うように伸びる。端部は第2周溝に接するmで伸びる。前方部前面には周溝は巡らない。周堤帯突端部は三角形状に先が細くなって収束する。第2周溝は現状で当初の形状を維持する。前方部は西面と前面で大きく削られており、本来の形を残していない。前方前端は現状より20m南側となる。男狭穂塚古墳の本来の墳丘長は175mから176mとなる。第2周溝の端部を結んだライン上に前方部前端が来ることになり、規格性の高い設計プランが伺える。前方部幅は、現状より10mから15m広かった。
実際の被葬者は明確ではないが、宮内庁は「男狭穂塚陵墓参考地」(被葬候補者:瓊瓊杵尊?)とする。
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