縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥時代、平安時代など日本古代史の出来事と検討課題の考察を行う。考古学の成果も取り入れ、事実に基づき、合理的な歴史の再構築を図る。

木内省古(きうちしょうこ,1882年-1961年8月23日)は明治時代から昭和時代に活動した工芸家である。
本名は友吉。

概要

1882年(明治15年)7月東京向島に生まれる。祖父木内喜八、父木内半古から三代にわたる家業である指物、螺鈿、木象嵌を学ぶ。竹内久一、前田貫業に師事して彫刻、上代の画法、書法を修得する。1904年(明治37年)から正倉院御物整理掛に出仕し、木画螺鈿撥鏤等の修理、復原、模作に従事する。大正年間に朝鮮李王家美術品製作所に勤務し、半島・大陸の工芸技術を修得する。1936年(昭和11年)、桐製四季象嵌大鉢を平和記念東京博覧会に出品する。1954年(昭和29年)、東京芸術大学の講師に任ぜられた。晩年は日本工芸会理事となる。

代表作に、正倉院紫檀木画双六局(昭和7年模作、東京国立博物館蔵)、紫檀木画手筥(大正14年パリ万国装飾美術工芸博出品、金賞受賞)

展示会

平成27年6月2日から28日にかけて奈良国立博物館で、「名匠三代 ―木内喜八・半古・省古の木工芸―」が開催された。

参考文献

  1. 「木内省古」『日本美術年鑑』昭和37年版,p.126
  2. 日外アソシエーツ編(2004)『20世紀日本人名事典』日外アソシエーツ
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