當麻寺(たいまでら)は、奈良県葛城市にある真言宗・浄土宗二宗の寺院である。
近世以前建立の東西両塔が残る日本唯一の寺として知られる。西南院は「関西花の寺第二十一番霊場」で、しゃくなげやぼたんで有名である。
近世以前建立の東西両塔が残る日本唯一の寺として知られる。西南院は「関西花の寺第二十一番霊場」で、しゃくなげやぼたんで有名である。
本堂(国宝)は曼荼羅堂とも呼ばれ、中将姫が西方浄土を蓮糸で織り描いたとされる當麻曼荼羅を本尊とする。桁行七間(正面21.02m)梁行六間(奥行18.06m)寄棟造、本瓦葺。平安末期の治承4年(1180年)
平重衡か南都焼打ちの際、越中次郎が竹の内峠を越えて當麻寺に乱入し一山に放火したとされるが、弥勒仏が草創当初のままの姿であることから、曼荼羅堂や東西両塔をはじめ、この金堂も焼失してい ないと考えられている。破損があったため、寿永3年(1184)に再興し、正中3年(1326) に修理されたことが棟札に記される。桁行五間(正面12・10m)梁行四間(奥行9.54m)の入母屋造、本瓦葺の建物である。
No | 名称 | 場所 |
2 | 金堂 | 當麻寺 |
3 | 講堂 | 當麻寺 |
4 | 薬師堂 | 當麻寺 |
5 | 御影堂 | 奥院 |
6 | 大方丈 | 奥院 |
7 | 鐘楼門 | 奥院 |
8 | 書院 | 中之坊 |
9 | 文亀本當麻曼陀羅 | 曼陀羅堂 |
10 | 十一面観音菩薩立像(織姫観音) | 曼陀羅堂 |
11 | 持国天像(乾漆) | 金堂 |
12 | 増長天像(乾漆) | 金堂 |
13 | 広目天像(乾漆) | 金堂 |
14 | 多聞天像(木造) | 金堂 |
15 | 阿弥陀如来坐像(木造丈六) | 講堂 |
16 | 阿弥陀如来坐像(木造) | 講堂 |
17 | 妙幢菩薩立像 | 講堂 |
18 | 地蔵菩薩立像 | 講堂 |
19 | 円光大師法然上人像 | 奥院 |
20 | 押出銅造三尊仏像 | 奥院 |
21 | 十一面観音立像 | 東京国博 |
22 | 聖観音立像 | 西南院 |
23 | 千手観音立像 | 西南院 |
24 | 紅玻璃阿弥陀如来坐像 | 奈良国博 |
25 | 吉祥天立像 | 東京国博 |
26 | 石燈籠 | 當麻寺 |
27 | 諸尊曼荼羅図(板絵著色) | 奈良国博 |
28 | 光背 | 當麻寺 |
29 | 螺鈿玳瑁唐草合子 | 奈良国博 |
30 | 當麻曼荼羅縁起(絹本著色) | 奈良国博 |
31 | 當麻寺縁起(紙本著色) | 奈良国博 |
32 | 十界図屏風 | 奥院 |
33 | 法然上人行状絵巻 | 奥院 |
34 | 撰択本願念仏集 | 奥院 |
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