奈良国立博物館(ならこくりつはくぶつかん, Nara National Museum)は奈良県奈良市にある国立博物館?である。「仏教美術の殿堂」と称す。
陳列館は、4施設である。
- なら仏像館?(旧本館)
- 設計は、当時宮内省内匠寮技師であった片山東熊による。奈良で最初の本格的西洋建築で、フレンチルネサンス高揚期の様式とした。
- 青銅器館?
- 昭和12年(1937)に収蔵庫として建設された。
- 東新館?
- 1977(平成9年)に吉村順三氏の設計による東新館を新築した。屋根材はチタンとし、外壁はライムストーン・石貼りとする。
- 西新館?
- 西新館は、吉村順三氏の設計による博物館建築。校倉造の高床式正倉からヒントにした外観である。1階は前部をピロティとし柱を強調する。壁面はガラス張で奥に下がる。2階は校倉の水平ラインを想わす水平目地処理としている。2階の展示空間内を無柱とし空間に開放感を与える。
- 八窓庵
- 博物館の庭園に建つ。元は興福寺大乗院にあったものが、明治3年に売却されようとしたとき、地元有志が止め、明治23年に帝国奈良博物館に献納された(文献1)。
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