縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥時代、平安時代など日本古代史の出来事と検討課題の考察を行う。考古学の成果も取り入れ、事実に基づき、合理的な歴史の再構築を図る。

クヌギ(くぬぎ)はブナ科コナラ属の広葉樹である。
「橡」「栩」「椢」「椪」「椡」「檪」「櫟」とも書く。別名「ツルバミ」。

概要

ドングリが生る木として知られる。縄文時代はクヌギのドングリの殻がみつかる。狩猟・採取の時代にクリやトチノキと並び重要な食料であった。葉は、トゲが目立つ。材は薪炭として利用される。樹液はクワガタの好物である。幹は直立し、高さ約15mになる。雑木林の中で黒っぽい樹皮に見える。樹皮は灰褐色で、やや深めに不揃いに割れる。深い割れ目の底が、褐色を呈する。実の殻斗や樹皮の煮汁は、染料に使われる。灰汁を媒染剤にすると、ツルバミ色となる。

学名

Quercus acutissima。Quercus はコナラ属、acutissima は 非常に鋭形の。

原産地

中国原産。 古くから庭などに植栽される。

万葉集

「紅(くれない)は 移ろふものそ  橡(つるばみ)の
 馴れにし衣に なほ及(し)かめやも」万葉集 大伴家持(巻18・4109)

参考文献

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