縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥時代、平安時代など日本古代史の出来事と検討課題の考察を行う。考古学の成果も取り入れ、事実に基づき、合理的な歴史の再構築を図る。

井戸尻遺跡(いどじりいせき)は、長野県諏訪郡富士見町にある旧石器時代から近世までの遺跡である。「井戸尻遺跡群」は井戸尻遺跡・曽利遺跡・藤内遺跡・九兵衛尾根遺跡・居平遺跡・唐渡宮遺跡・向原遺跡で構成される。

概要

長野県のほぼ中央に位置する八ヶ岳八ヶ岳南麓地域の標高850mから870mの尾根上に位置する。東西300m、南北100mの範囲である。釜無川に向かって緩やな傾斜地となっている。
昭和38年、パリで開催された「日本古美術展」に水煙渦巻文深鉢などが出陳された。昭和47年には、郵便はがきの意匠に採用された。
井戸尻考古館で、出土品を展示する。

遺構

  • 環状集積遺構 - 縄文時代早期
  • 第13号住居跡 - 縄文時代中期、浅い壁柱穴9

遺物

  • 井戸尻遺跡
  • 石器 – 旧石器時代
  • 石鍬
  • 曽利遺跡
    • 深鉢 半人半蛙(はんじんはんあ)の図像
    • 坂上遺跡出土土偶 (重要文化財)
  • 水煙渦巻文深鉢
    • 土偶 - 嘆きの土偶
  • 藤内遺跡
    • 半人半蛙文有孔鍔付土器
    • 蛇頭半人半蛙交差文深鉢

指定

  • 昭和41(1966)年  国史跡

時期

アクセス

  • 名称:井戸尻遺跡
  • 所在地:〒399-0211  長野県諏訪郡富士見町境6614
  • 交 通: 東日本旅客鉄道中央本線「信濃境」駅の南側徒歩15分

参考文献

  1. 富士見町教育委員会(1994)『井戸尻遺跡』富士見町教育委員会

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