家形埴輪(いえがたはにわ)は家の形状を立体的に表した埴輪である。形象埴輪のひとつである。
埴輪は屋根の形状から建築様式が分かる。切妻形、寄棟型、入母屋造りが4世紀にすでにみられる。古墳時代の全期間を通じて、家形埴輪は形象埴輪の中心部に置かれた埴輪であった。三重県石山古墳?(4世紀末)では、墳丘の中心部に家形埴輪を設置し、その周囲を盾や円筒の埴輪を並べていた。家形埴輪は古代豪族の住んだ家を表したものであった。
- 切妻形
- 入母造り
- 寄棟型
- 片流れ
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