‘'伎楽面 木彫第3号''(ぎがくめん もくちょう,Gojo mask for Gigaku Performance)は正倉院に収蔵されている伎楽面である。
正倉院の14種23面の伎楽面のうち「酔胡従」である。酒に酔った胡人の王「酔胡王」とこれに仕える従者「酔胡従」が酒に酔うという演目で用いられた。伎楽面中に酔胡従は正倉院に8面がある。劇中では最後に登場し、6人から8人の従者がが酔胡王とともに酒宴を繰り広げる展開である。展示歴は少ない。
- 名称 :伎楽面 木彫第3号
- 倉番 :南倉 1
- 用途 :楽器・楽具
- 技法 :木竹工
- 寸法 :縦27.0 横21.1 奥行22.5m
- 材質:桐 顔面は彩色(白) 頭部は黒漆塗
- 奈良国立博物館(2008)「正倉院展60回のあゆみ」奈良国立博物館
- 木村法光・成瀬正和他(1988)「X線分析による宝物の材質調査」(年次報告)[正倉院年報]10号,pp.61〜62
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