縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥時代、平安時代など日本古代史の出来事と検討課題の考察を行う。考古学の成果も取り入れ、事実に基づき、合理的な歴史の再構築を図る。

金字牙牌(きんじげはい,Ivory Tablet)は正倉院に保管されている象牙製の付け札である。

概要

長方形の卵型の色である。表裏とも黄色の密陀漆で文字が書かれ、周囲に金紛をまく。
文字は表に「平城宮御宇中太上天皇恒持心経」、裏は「天平勝宝五年歳次癸己三月廿九日」と書かれる。中太上天皇は聖武天皇である。東大寺で開催された仁王会のときの納経の付されていた札と考えられる。

展示歴

  1. 1977年 - 第30回
  2. 2000年 - 第52回

管理

  • 名称 :金字牙牌
  • 倉番 :中倉 64
  • 用途 :仏具
  • 技法 :
  • 寸法 :縦29.4cm、横3.4cm、厚1.2cm。
  • 材質: 象牙

参考文献

  1. 奈良国立博物館(1977)「第30回正倉院展目録」奈良国区立博物館

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