縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥時代、平安時代など日本古代史の出来事と検討課題の考察を行う。考古学の成果も取り入れ、事実に基づき、合理的な歴史の再構築を図る。

漆彩絵花形皿(うるしさいのはながたさら,Lacquered Flower-Shaped Platter with Painted Decoration)は正倉院に収蔵されている仏前に供物を捧げる足つきの皿である。

概要

桂の一枚板を用い、中央に四弁花形、四方に花形を配して浅い皿型に彫っている。
757年(天平勝宝八歳)の聖武天皇の一周忌用に製作されたとの説がある。
皿は全面に黒漆を塗り、内面に赤色を塗り、外側面に花葉文を描き、全面に油を塗る。
同じ皿は正倉院に計29枚ある。

構成

脚は容易にとり外すことが出来るため、重ねて収納することができる。

類例

唐招提寺に「黒漆彩色華盤」(重要文化財)がある。

展示歴

  1. 1953年 - 第7回
  2. 1964年 - 第17回
  3. 1985年 - 第37回
  4. 2004年 – 第56回
  5. 2013年 – 第65回

管理

  • 名称 :漆彩絵花形皿
  • 倉番 :南倉 40
  • 用途 :仏具
  • 技法 :
  • 寸法 :縦39.8cm,横37.9cm,高7.1cm
  • 材質: 桂

参考文献

  1. 奈良国立博物館(208)「正倉院展60回のあゆみ」奈良国立博物館

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