縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥時代、平安時代など日本古代史の出来事と検討課題の考察を行う。考古学の成果も取り入れ、事実に基づき、合理的な歴史の再構築を図る。

‘'小三合水角鞘御刀子''(しょうさんごうすいかくざやのおんとうす,Three Knives in Clustered Sheaths)は正倉院に収蔵されている小刀?である。

概要

国家珍宝帳記載の刀子である。当初は三合鞘御刀子?とともに帯に吊され赤漆文欟木御厨子に納められていた。献物帳には「小三合水角鞘御刀子 一口」と記載される。
鞘は水牛の角製で三本の刀子を格納している。鞘は頭部に穴をあけ紐を通すように作られる。

構成

展示歴

  1. 1963年 – 第16回
  2. 1977年 - 第30回
  3. 1996年 - 第48回
  4. 2007年 - 第59回

管理

  • 名称 :小三合水角鞘御刀子
  • 倉番 :北倉 9
  • 用途 :服飾品
  • 技法 :牙甲角
  • 寸法 :鞘長11.5cm,1号 身長6.35cm,茎長3.45cm,2号 身長6.5cm,茎長3.6cm,3号 身長6.35cm,茎長3.6cm
  • 材質: 把は白犀(2本)・烏犀 鞘は水牛角

参考文献

  1. 奈良国立博物館(2008)「正倉院展60回のあゆみ」奈良国立博物館
  2. 関根真隆(2006)「刀剣の研磨」(年次報告),正倉院年報2号,pp.61-63

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