上東遺跡(じょうとういせき)は岡山県倉敷市にある弥生時代後期の遺跡である。
竪穴式住居、製塩炉、波止場状遺構。波止場状遺構は地表下70cmで認められ、幅は14mから4.5mで、少なくとも長さは45m以上、高さ2mほどである。土壙、溝、井戸、袋状土壙などを検出した。井戸は29基が確認された。
貨泉卜骨、骨鏃、桃核、絵画土器。9,608個に及ぶ桃核、木器、土製品、玉類を確認した。上東式土器の標識遺跡である。『弥生式土器集成』に取り上げられた。製塩土器。遺物は古代吉備文化センターに保管する。
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