須玖岡本遺跡(すぐおかもといせき,Toro Ruins)は福岡県春日市岡本町にある弥生時代の遺跡である。「奴国の都」の最有力候補地である。
江戸時代、福岡藩の国学者であった青柳種信(が編纂した「筑前国続風土記拾遺」に、広形銅矛の鋳型の記事「筑前国那珂須玖村熊野神社神殿所納銅鉾型」がある。熊野神社に「王墓の上石」と呼ばれる平板の石板も残されていた。現在「奴国の丘歴史公園?」に移設された(参考文献2)。
春日市奴国の丘歴史資料館は、春日市内の遺跡から出土した埋蔵文化財や、昭和初期の農具を中心とした民俗資料を展示、収蔵する。甕棺墓群を発掘した状態で見学できる覆屋や、奴国王墓の上石を保存展示する。
- 名称:奴国の丘歴史資料館館
- 休館日: 第3火曜日(祝日のときはその翌日)、12月28日〜1月4日
- 利用時間:午前9時〜午後5時(入館は4時30分まで)
- 入館料: 無料
- 所在地: 〒816-0861 福岡県春日市岡本3-57
- 交通: JR九州鹿児島本線南福岡駅から徒歩20分(1.5キロメートル)
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